高齢者ワクチン接種・透析患者リスク・医療DX
厚生労働委員会では、医療法等の一部改正に関する質疑が行われた。公明党の秋野公造議員は、高齢者へのワクチン接種の重要性を強調し、特に80歳以上の高齢者のリスクが高いことを指摘した。彼は、65歳以上の一律の基準では不十分であり、リスクに応じた接種の広報が必要だと主張した。 秋野議員は、インフルエンザと新型コロナウイルスのワクチン接種に関する指針の違いについても言及し、コロナワクチンも個別予防接種推進指針に位置付けるよう求めた。政府参考人の鷲見学氏は、特に80歳以上の高齢者に対する死亡リスクの周知を進めることを約束した。 さらに、透析患者のリスクについても言及し、65歳以上の高齢者に限定せず、透析患者も定期接種の対象に含めるべきだと提案した。鷲見氏は、透析患者のリスクを認識しつつも、他の疾病との公平性を考慮しながら慎重に検討する必要があると述べた。 秋野議員は、栄養管理の重要性についても触れ、低栄養やサルコペニアの問題を解決するための基準が必要だと訴えた。森光敬子氏は、在宅医療における栄養管理の重要性を認め、地域医療構想を通じて適切なケアを提供する方針を示した。 また、秋野議員は肺炎予防に関する抗生物質の国内製造や価格競争力の強化についても質問し、森真弘氏は、抗菌薬の国内製造支援や市場インセンティブの強化が重要であると答えた。 続いて、川村雄大議員が医療DXについて質問し、特に標準型電子カルテの導入に関して、診療所での実際のニーズに応じた機能が必要であることを指摘した。川村議員は、会計システムを含めた一体的な電子カルテの必要性を強調し、具体的な機能についての説明を求めた。 質疑を通じて、高齢者の医療や栄養管理、ワクチン接種、医療のデジタル化に関する重要な論点が浮き彫りとなり、今後の政策に影響を与える可能性が示唆された。
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