創薬力強化・ドラッグロス問題・創薬エコシステム

2024-12-18 / 厚生労働委員会 / 浜地雅一

浜地雅一委員は、福岡大臣に対し、創薬力の強化について質問を行った。浜地委員は、国民が創薬の重要性を理解していない可能性があると指摘し、特にドラッグロス(海外で承認されている医薬品が日本で未承認の問題)についての情報提供が必要であると述べた。具体的には、現在日本で未承認の143品目の医薬品のうち、86品目は開発が未着手であり、これが国民の健康に影響を及ぼす重大な問題であると強調した。 福岡大臣は、ドラッグロス問題が国民の健康に関わる重要な課題であることを認め、厚生労働省が必要な医薬品の開発を促進するための取り組みを進めていると答えた。浜地委員は、国民に対して分かりやすく情報を伝える方法を工夫することが重要であると再度強調した。 次に、浜地委員は日本の創薬エコシステムの欠点について質問し、特に大学と製薬企業の間の橋渡し機能が不足していることを指摘した。内山政府参考人は、アカデミア、スタートアップ、投資家、製薬企業、政府が協力して創薬に取り組むエコシステムの構築が重要であると述べ、厚生労働省が臨床試験環境の整備や制度改善に取り組んでいることを説明した。 浜地委員は、創薬支援のための新たな施策として「創薬エコシステム発展支援事業」が必要である理由を尋ね、内山政府参考人は、産業界の目線で実用化を推進するための支援が重要であると答えた。また、AMED(日本医療研究開発機構)の役割についても言及し、AMEDの支援を受けた研究をこの新事業で継続支援することを検討していると説明した。 浜地委員は、関係者の意見を丁寧に聞きながら、実効性のある施策を進めることが重要であると強調し、創薬力強化に向けた公明党内の取り組みについても言及した。質疑は、創薬力強化に向けた具体的な施策の実施と国民への情報提供の重要性を再確認する形で締めくくられた。

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