入居者紹介事業者規制・ルールメイキングの透明性他1件
浜地雅一委員は、介護施設、特に有料老人ホームに対する入居者紹介事業者の規制について質疑を行った。彼は、入居者紹介事業者に対する優良事業者認定制度の必要性や、そのルールメイキングの公平性、規制内容の妥当性について質問した。浜地委員は、新聞記事に見られる高額な紹介料を得る業者の存在や、施設側からの圧力について言及し、実際の調査結果と異なる報道があることを指摘した。 厚生労働省の黒田政府参考人は、入居者紹介事業者の法的な位置づけを説明し、紹介事業者は施設の入居者募集を代行する役割を果たしていると述べた。浜地委員は、報道される囲い込みの問題が入居者紹介事業者によるものかどうかを尋ねたが、黒田参考人は、法的な構成に基づく実態が多いとしつつ、報道の内容が事実であれば、双方の関与がある可能性もあると回答した。 浜地委員は、調査結果に基づく具体的な悪質な事例の数を尋ね、特にがん末期の患者に対する高額な手数料の事例について質問した。黒田参考人は、百万円以上の手数料を取る事例が23件あり、その中でがん末期の患者に関連するものは2件であると答えた。また、手数料設定が介護度や医療必要度に基づくことが多いとし、これが囲い込みの構図と関連している可能性があると指摘した。 浜地委員は、規制の根拠が不明確であるとし、サンプル調査の結果に基づく規制の必要性について疑問を呈した。彼は、今後のルールメイキングにおいて公正性や透明性が確保されるべきであると強調した。さらに、公益社団法人有料老人ホーム協会がルール作りを行うことに対する懸念を示し、独占禁止法に関する問題について公正取引委員会に質問した。 大胡政府参考人は、事業者団体が価格を取り決めることが独占禁止法に抵触する可能性があるとし、一般論としての見解を述べた。浜地委員は、利益相反の構造に対する懸念を表明し、ルールメイキングの透明性を確保するための仕組みにつ…
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