福島復興状況・帰還困難区域問題・農業再生
原田直樹委員は、震災から15年が経過した福島の復興状況について質問を行い、被災者への哀悼の意を表しつつ、復興の進捗と課題を指摘しました。特に、地域によって復興の進み具合が異なることを強調し、第三期復興・創生期間における優先課題について復興大臣に尋ねました。 牧野復興大臣は、福島の復興が着実に進んでいるものの、帰還困難区域の問題が依然として残っていると述べ、特定帰還居住区域制度を通じて帰還を希望する人々の支援を最優先課題として取り組む意向を示しました。 次に、原田委員は帰還困難区域における生活環境整備について質問し、長期避難による荒廃した住宅の公費解体が進んでいないことが防犯や住民の帰還意欲に影響を与えていると指摘しました。これに対し、西村政府参考人は、特定帰還居住区域における家屋解体を順次進めていると回答しました。 また、原田委員は除染土壌の仮置き問題についても言及し、住民の生活環境への影響を懸念しました。西村政府参考人は、仮置場の早期解消が重要であり、計画的な撤去作業を進める考えを示しました。 農業の再生についても原田委員は質問し、営農再開の進捗や担い手不足の問題を挙げ、農水省に対して具体的な支援策を求めました。中澤政府参考人は、地域ごとのニーズに応じた支援を行い、収益性の高い農業生産体系の構築を目指すと述べました。 最後に、原田委員は国の責任について再度確認し、廃炉や中間貯蔵、除去土壌の県外最終処分についての具体的な工程を求めました。牧野大臣は、国が責任を持って課題解決に取り組む姿勢を強調し、復興庁の第三期復興・創生期間中に残された課題を解決する決意を表明しました。 原田委員は、国の責任を果たすことへの期待を述べ、質問を締めくくりました。
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