フィリピン国賓訪問・ACSA進捗状況・安全保障協力

2026-05-29 / 外務委員会 / 近藤和也

近藤和也委員は、フィリピンのマルコス大統領の国賓訪問に際し、70年の国交の意義や両国の友好関係の構築について質問しました。茂木国務大臣は、フィリピンとの関係が戦略的に重要であり、国交正常化からの歩みを振り返りつつ、両国の包括的かつ戦略的パートナーシップの強化を目指すことを述べました。特に、安全保障や経済分野での協力強化が強調され、具体的にはGSOMIAの交渉開始や経済連携協定の見直しが挙げられました。 近藤委員は、フィリピンの地政学的な重要性についても触れ、中国やアメリカとの関係に不安を感じる国民の声を代弁し、政府の対応について質問しました。茂木大臣は、米・イラン間の交渉状況について説明し、日本の外交努力の継続を強調しました。 その後、近藤委員は、フィリピンとのACSA(物品役務相互提供協定)について具体的な進捗状況を尋ね、北川政府参考人がフィリピンは大統領の承認手続中であること、オランダは議会承認待ち、ニュージーランドは手続きが完了していると答えました。 近藤委員は、ACSAの適用対象や物品、役務の区分についても質問し、茂木大臣は、変更があれば協定の改正が必要であると説明しました。また、ACSAの締結国との相互提供実績についても具体的な件数が示され、特にアメリカとの間で多くの実績があることが確認されました。 さらに、近藤委員は、ACSAが平和安全法制を固定化するものではないかとの質問に対し、貝原政府参考人が、ACSAは決済手続の枠組みを定めるものであり、法制に影響を与えるものではないと答えました。 最後に、近藤委員は、ACSAの締結国の拡大についての意義を尋ね、茂木大臣は、厳しい国際環境の中で同志国との連携を強化することが重要であると述べました。近藤委員は、これらの協定が日本の安全保障に与える影響についても言及し、政府の姿勢を確認しました。

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