政府開発援助・北方問題・沖縄課題
委員会では、まず委員の異動が報告され、中条きよし君が辞任し、猪瀬直樹君が補欠として選任された。 公明党の三浦信祐君は、政府開発援助(ODA)の重要性について質問。岩屋毅国務大臣は、ODAが国際社会への貢献や日本の国益に寄与する重要な外交ツールであると述べ、特にグローバルサウス諸国との関係強化が必要であると強調した。ODAの戦略的実施には改正JICA法が役立つとし、時代のニーズに応じた対応を続ける意向を示した。 三浦君は、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)に向けた具体的なODAの役割を尋ね、岩屋大臣は、法の支配の確立や海洋法執行機関の能力強化などの取り組みを挙げた。さらに、ODAを通じた日本の信頼性向上についても言及し、米国の対外援助との比較を行った。 三浦君は、ODAの効果を国民に理解してもらうことの重要性を訴え、具体的な事例を挙げるよう求めた。石月英雄政府参考人は、ODAが日本経済や社会に還元されることを説明し、中小企業の海外展開支援についても触れた。 次に、インドとの関係強化について、三浦君は過去のODAプロジェクトの成功例を紹介し、岩屋大臣はインドが戦略的パートナーであることを認め、引き続き支援を行う意向を示した。 北方問題について、三浦君はロシアとの対話の重要性を強調し、特に北方墓参の事業再開を求めた。岩屋大臣は、北方墓参が人道的な性格を持つことを強調し、事業再開に向けて努力する意向を示した。 沖縄の課題について、三浦君は沖縄都市モノレールの延伸や鉄軌道の建設の重要性を指摘し、内閣府の水野敦政府参考人が調査の進捗を説明した。沖縄の鉄道整備に関する課題が依然として存在することを認めつつ、需要の増加にも期待を寄せた。 最後に、三浦君は那覇空港の航空関連産業クラスター形成の支援を要望し、質疑を締めくくった。
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