補正予算問題・歳出削減提案・財政信認懸念
中道改革連合・無所属の中野洋昌君が、令和八年度の一般会計補正予算(第1号)及び特別会計補正予算(特第1号)について、撤回と編成替えを求める動議を提出した。この動議の趣旨について中野君は、政府が提出した補正予算の総額3兆1千億円のうち、予備費が3兆円(97%)を占めていることを問題視した。彼は、これは国民に対して税金の使い方を示さずに白紙委任を求めるものであり、財政民主主義に反すると主張した。 中野君は、編成替えの具体的な提案として、歳出の減として中東情勢対応の予備費を2兆5千億円削減し、代わりにガソリンや軽油の価格引下げ、低所得者や子育て世帯への現金給付、医療や介護分野への支援、農林水産業の価格高騰対策などを盛り込むことを提案した。また、歳入の減として特例公債の発行を全額削減し、既存の基金の一部を国庫に返納することで必要な財源を確保する考えを示した。 中野君は、今回の補正予算案が国民に安心を与えないこと、また特例公債の発行が財政信認を揺るがす懸念があることを指摘し、具体的な施策を掲げることで国民の予見可能性を高め、責任ある補正予算に転換する必要性を訴えた。彼はこの動議に賛同を求め、討論を締めくくった。
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