予備自衛官充足率・武器輸出問題

2026-05-15 / 安全保障委員会 / 野間健

野間健委員は、予備自衛官の充足率が低い現状を踏まえ、国家公務員や地方公務員の兼業を許可することで充足率を向上させる法律案について質問しました。現在、予備自衛官は約70%、即応予備自衛官は約50%の充足率であることが示され、法律案の効果については一概に評価できないものの、国家公務員の意欲向上や新たな志願者の増加が期待されると小泉国務大臣は回答しました。 野間委員は、充足率の改善が劇的ではないと考え、さらなる対策が必要であると指摘しました。特に、急な招集があった場合の公務員の職務との両立について懸念を示し、優先順位の問題を提起しました。廣瀬政府参考人は、職務の優先順位は一概に決められないが、招集に際しては所轄庁の長の承認が必要であり、調整を行う方針を説明しました。 また、野間委員は招集に応じられなかった場合の罰則について尋ね、小泉大臣は防衛出動には罰則があるが、災害時の招集には基本的に罰則はないと答えました。さらに、労働時間の管理については、予備自衛官としての勤務時間は自衛官として管理されるため、通常の業務とは切り離されると説明されました。 最後に、野間委員は地方公務員に対するインセンティブの有無について確認し、小泉大臣は予備自衛官制度は本人の申出が基本であり、同調圧力を助長するような制度ではないと強調しました。また、武器輸出に関する議論では、野間委員が宮沢外務大臣の過去の発言を引用し、日本が武器を輸出することの是非について問いかけました。小泉大臣は、現代の安全保障環境を考慮し、国防産業の維持の重要性を訴えつつ、厳格な審査のもとでの武器輸出の必要性を説明しました。 議論は、予備自衛官の充足率向上策や武器輸出の倫理的問題に及び、今後の施策に対する懸念や期待が交わされました。

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