農業構造改革・共同利用施設老朽化・福島復興支援
佐々木雅文議員は、農林水産大臣鈴木憲和に対し、農業の構造転換や短期的な課題への対応について質問しました。鈴木大臣は、国内の人口減少や高齢化、気候変動の影響を挙げ、干ばつや貿易制限、感染症によるサプライチェーンの影響など、短期的な課題を認識していると回答。新たな基本計画では、これらの課題に対応できる農業構造を目指すと述べました。 佐々木議員は、共同利用施設の老朽化についても言及し、全国で多くの施設が耐用年数を超えている現状を指摘。山口靖政府参考人は、調査によると、約75%の施設が2029年度までに耐用年数を迎えると報告しました。再編や集約を進める新基本計画の支援事業についても、利用件数が101件に達していることを説明しました。 さらに、直接支払制度の事務負担軽減についても質問し、松本平政府参考人は事務局の一元化や手続きの簡素化を進める方針を示しました。佐々木議員は、農業の省力化技術として乾田直播栽培の普及を求め、山口政府参考人は技術研修や機器導入支援を行う意向を示しました。 飼料用米の生産減少についても言及し、山口政府参考人は安定供給の重要性を強調し、産地交付金を活用した支援策を紹介しました。水産業に関しては、気候変動によるサケの漁獲量減少が問題視され、藤田仁司政府参考人は海水温の変動が影響していると説明しました。 鳥獣被害対策については、松本平政府参考人が優良事例を紹介し、地域での取り組みを広める方針を述べました。最後に、福島の復興について佐々木議員が強調し、鈴木大臣はスマート農業の推進や若い人材の確保に向けた取り組みを約束しました。 全体を通じて、農業や水産業の構造改革、支援策の実施、地域の実情に応じた柔軟な対応が求められ、特に福島の復興に向けた強力な支援が重要であるとの認識が示されました。
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