●

刑事訴訟法改正・再審請求手続・証拠開示問題

2026-07-09 / 法務委員会 / 佐々木雅文

今回の質疑では、刑事訴訟法の改正に関する重要な論点が議論されました。特に、再審請求における証拠開示や調査手続の新設についての懸念が示されました。 佐々木雅文委員は、改正法案における証拠へのアクセスの問題を指摘し、特に新設されるスクリーニング手続についての具体的な期間や基礎的な資料の内容について質問しました。政府参考人の佐藤淳氏は、遅滞なく調査することが求められており、具体的な期間は定められていないが、正当な理由のない遅延は許されないと回答しました。また、基礎的な資料として再審請求書や原判決の裁判書の謄本などが考えられると述べました。 さらに、再審請求の理由が明らかである場合の判断基準についても議論されました。佐藤氏は、再審請求が理由のあるものであることが明らかであれば再審開始決定をしなければならないとし、具体的な事例を挙げて説明しました。しかし、佐々木委員は、基礎的資料の検討だけで理由が明らかと判断されることに対する懸念を表明しました。 また、証拠開示の状況についても問題提起がありました。佐々木委員は、過去の事例を挙げ、検察官が証拠開示に消極的である現状を指摘し、改正法案が実際にどのように運用されるのか懸念を示しました。佐藤氏は、検察当局が適切な証拠開示に努めているとし、問題があった場合には反省し、改善に努めると述べました。 さらに、証拠の目的外使用禁止に関する規定についても議論されました。佐々木委員は、再審請求者が国賠訴訟を起こす際に、開示された証拠を使用できなくなる懸念を示し、目的外使用禁止の罰則が当事者の萎縮を招く可能性があると指摘しました。佐藤氏は、目的外使用の禁止が必要である理由を説明しましたが、個別の事情を考慮することも重要であると認識していると述べました。 最後に、佐々木委員は、目的外使用禁止の規定についての見直しを求め、法務省が適切に対応することを期待すると…

← 国会発言一覧へ

本サイトは有志による非公式サイトです。中道改革連合・各議員・政党とは無関係で、AI生成情報を含むため正確性を保証しません。