決算検査報告・IT導入不正・教育政策
公明党の杉久武議員は、令和五年度決算について質問を行った。会計検査院が提出した決算検査報告には、345件の指摘と648億円の指摘金額が記載されており、税金の不適切な使用を防ぐための再発防止策を求めた。特に防衛予算の執行状況については、国民への説明責任を果たすために、予算の見える化を進める必要があると強調した。 次に、IT導入支援事業に関する不正について言及。検査院は、不適正ベンダーによる不正が指摘されており、影響額は58億円に及ぶ可能性があると報告している。杉議員は、さらなる調査と不正に関与した事業者の登録取消しを求めた。 また、国の資金管理の効率化についても提案。財務省が公表した国の現預金残高が91兆円に達する中、キャッシュプーリングの導入を検討し、利払いの削減を図るべきだと述べた。 行政コストの見える化については、財務省が試行的に進めているフルコスト情報の開示の成果を問うた。杉議員は、これにより行政コストの見直しが進むことを期待している。 教育政策についても触れ、2030年代の大学等の無償化を目指す公明党の方針を説明。特に早生まれの生徒が就学支援金で不利益を受ける問題について、改善策が進められているが、さらなる検討が必要であると訴えた。 杉議員は、決算審査の重要性を強調し、次の予算編成に生かすための質疑を行うことを誓った。 内閣総理大臣の石破茂氏は、杉議員の質問に対し、会計検査院の指摘を真摯に受け止め、再発防止に向けた取り組みを進めていると回答。また、防衛予算の執行状況については、国民の理解を得るための情報開示を強化することを約束した。残りの質問については関係大臣が回答することを伝えた。
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