物価上昇率・金融経済教育・人手不足対策他1件
杉久武議員は、日本銀行の二%物価上昇率の目標について質問を開始し、アメリカのトランプ大統領による関税政策が日本経済に与える影響を懸念しました。特に、貿易活動や消費者マインドの低下が物価に与える影響について言及し、賃上げの動きが物価上昇に寄与する可能性があることを指摘しました。 植田和男総裁は、労働需給が引き締まっていることや中長期的な物価上昇予想が高まっていることを挙げ、基調的な物価上昇率は二%に向けて徐々に高まっていると認識しています。しかし、アメリカの関税政策による不確実性が高まっていることにも留意が必要だと述べました。 杉議員は、物価上昇を上回る賃金上昇と家計支出の改善が重要であると強調し、内閣府のデータを基に家計最終消費支出の横ばい状態を指摘しました。今後、基調的な物価上昇率を二%に向けて進めるためには、家計の所得から支出への循環が強化される必要があると述べました。 中村康治氏は、最近の個人消費は緩やかな増加基調にあるとし、賃上げが続く中で消費が改善する可能性があると答えましたが、米国の関税政策による不確実性には注意が必要だとしました。 杉議員は金融経済教育の重要性を指摘し、金融庁に対して金融経済教育の提供状況と今後の進め方について質問しました。堀本善雄氏は、金融経済教育推進機構(J-FLEC)の目標達成状況が厳しいことを認めつつ、今後の広報活動の強化を約束しました。 次に、杉議員は人手不足の影響について質問し、中村氏は企業が賃上げやデジタル化投資を進めていることを挙げ、経済全体の生産性向上に寄与する可能性があると述べました。 杉議員は、国庫金事務のデジタル化についても質問し、上口洋司氏はキャッシュレス納付の普及に向けた取り組みを説明しました。杉議員はデジタル化の推進を求め、最後に植田総裁に対して就任二年の振り返りと金融政策の評価を求めました。植田総裁は、金融緩和の…
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