二国間・多国間協力・人道支援他2件
高橋光男委員は、日本の国際協力の在り方について、特に二国間協力と多国間協力の連携に焦点を当てて質問を行った。彼は、政府機関だけでは開発ニーズに対応できないため、国民の理解を得ながらODAをバランスよく進める必要があると指摘した。また、国連事務総長が多国間主義の重要性を訴えたことを引き合いに、日本が人間の安全保障を軸に国際協力を進めるべきであると述べた。 エジプトでの日本の人道支援について、大家敏志氏は、WHOとの連携によって現地の医療支援が評価されていることを報告した。特に、高圧蒸気滅菌装置の提供が感謝され、エジプト全体での医療機器の調達や医療従事者の訓練に寄与したと説明した。安全確保のための連携の重要性も強調された。 高橋委員は、ケニアの中央医学研究所(KEMRI)における日本の長年の支援が人間の安全保障を具体化していると評価し、国際機関との連携の必要性を再確認した。生稲晃子氏は、KEMRIが東アフリカの感染症対策の中心として成長していることを述べ、日本の研究者とのネットワークが重要な役割を果たしていると指摘した。 高橋委員は、国際機関との連携が今後の日本のODAの強みであるとし、国際機関との協力を通じて、特に紛争地域への支援が重要であると述べた。国光外務副大臣は、日本の多国間主義への貢献を評価し、国際機関やNGOへの支援の重要性を認識していると応じた。また、予算確保の努力と国民への理解促進の必要性についても言及した。 高橋委員は、国際機関への任意拠出金が削減される懸念を示し、財政制約の中でも必要な予算を確保するよう求めた。国光副大臣は、マルチ支援の重要性を強調し、国民にその意義を伝える広報活動の強化を約束した。
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