日本学術会議の役割・財政的制約・会員選考
竹谷とし子議員は、日本学術会議の重要性と国民の理解を深める必要性について述べ、参考人に対して同会議が国民生活にどのように貢献してきたか、また今後の貢献について質問しました。 上山隆大参考人は、日本学術会議の設立背景として、戦後の責任感から戦争に関わるべきでないというメッセージがあったことを挙げ、アカデミアの知見が政策に求められる時代であると強調しました。しかし、現在の学術会議はボランタリーベースで活動しており、十分な研究資源を持たないため、国際的な対話が難しいと指摘しました。政治が学術会議の独立性を保ちつつ、その責務を評価することが重要であると述べました。 相原道子参考人は、学術会議が多様な領域の研究者の意見をまとめて発信する貴重な役割を果たしているとし、今後は迅速に社会の変化に対応した提言を行うことが求められると述べました。 川嶋四郎参考人は、学術会議が過去76年間にわたり多くの貢献をしてきたとし、具体的な活動や市民との連携を強調しました。彼は、学術会議の活動が地味であることを認めつつも、将来的には広報活動を強化し、国民に対する認知度を高める必要があると述べました。 吉村忍参考人は、防災・減災の分野における学術会議の役割を説明し、横断的なネットワークを活用して具体的な提案を行っていることを強調しました。彼は、学術会議の持つネットワークが重要な力であるとし、国民に理解してもらうことが必要だと述べました。 竹谷議員は、学術会議の財政的な制約について触れ、外部資金の獲得の意義とその自主性を保つ方法について質問しました。上山参考人は、外部資金を獲得することが学術会議の独立性を損なうものではないとし、むしろその活動を拡大することで独立性が高まると述べました。 川嶋参考人は、学術会議の会員選考について、過去には投票制があったが、学閥の影響を排除するために現在のコオプテーション方式が採…
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