農業需給安定・米政策見直し・食料安全保障

2026-05-12 / 本会議 / 角田秀穂

角田秀穂議員は、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の改正案について質問を行った。イラン情勢の影響で燃料や資材価格が高騰し、農業に深刻な影響を及ぼしていることを指摘し、政府に対して早急な経済対策と補正予算の編成を求めた。 農業の現状として、基幹的農業従事者の高齢化が進行しており、次代を担う人材の確保と育成が急務であると強調。米政策の見直しを訴え、特に米価格が急落する場合の直接支払い制度の創設を提案した。改正案の「需要に応じた生産」については、過去の混乱を踏まえ、信頼できる需要見通しの策定が必要であると述べた。 また、安定した経営を実現するためのセーフティーネットの充実が不可欠であり、コスト指標を活用した価格形成の必要性を訴えた。米価格の高騰による消費者の米離れが懸念され、国内外の需要拡大策を具体的に示すよう求めた。 流通実態の把握のための新たな届出制度についても言及し、実効性を確保するための対策を求めた。民間備蓄の創設については、備蓄水準の見直しや、供給不足時の迅速な対応が重要であるとし、売渡価格の決定方法や支援策についても質問した。 最後に、食料安全保障の観点から、特に貧困家庭への支援が必要であり、食育以外の目的での無償提供の拡充を求めた。気候変動への対応として、新品種の開発や国際研究協力の強化も提案した。 鈴木憲和大臣は、需要予測の精緻化やコストに着目したセーフティーネットの構築について答弁し、米の生産量目標達成に向けた具体的な施策を説明した。流通実態の把握や民間備蓄の支援策についても言及し、政府の取り組みを強調した。

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