豚熱対策・農林中金法改正他2件

2026-04-14 / 農林水産委員会 / 渡辺創

渡辺創委員は、宮崎県都城市で発生した豚熱について質問し、農林水産省の現状認識と基本姿勢を確認した。坂政府参考人は、豚熱の発生が南九州の農場で初めて確認されたことを説明し、防疫対策本部を設置し、迅速な殺処分と防疫措置を講じていると報告した。渡辺委員は、現場での対応に苦しむ関係者への思いを大臣に尋ね、鈴木国務大臣は、過去の口蹄疫の経験を踏まえ、現場の負担感を和らげる取り組みを進める意向を示した。 次に、渡辺委員は農林中金法と農業近代化資金融通法の改正について言及し、農林中金の巨額赤字問題が背景にあると説明。赤字の原因として、偏ったポートフォリオや外国債券への依存度が高まったことを指摘した。長野参考人は、赤字の原因を重く受け止め、組織体制や運用方針の見直しを進めていると述べた。 渡辺委員は、農林中金の理事長の交代が赤字の責任を受けたものであることを確認し、今後の融資拡大の方針について質問。長野参考人は、農業の大規模化に対応するため、農林中金が大規模案件に取り組む意向を示し、体制の強化を図っていると説明した。 さらに、渡辺委員は農林中金の組織構成についても言及し、理事の兼職規制の緩和が求められていると指摘。長野参考人は、外部理事の登用を進め、多様な視点を確保する方針を示した。 渡辺委員は、農林中金の融資が他のメガバンクと比較して低水準であることを指摘し、今後の融資拡大を期待する意向を表明。鈴木大臣は、農林中金が大規模案件への融資を積極的に行うことを期待し、農業の生産基盤強化に寄与することを強調した。 最後に、渡辺委員は農林中金が日本の一次産業に貢献することを期待し、質疑を締めくくった。

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