身寄り問題・地域支援体制・医療ソーシャルワーカー

2026-05-20 / 厚生労働委員会 / 山本香苗

山本香苗委員は、法改正に伴う現場の課題について意見を求め、特に身寄りの問題に焦点を当てました。勝部参考人は、身寄りがない人や頼れない人がいることを指摘し、社会福祉協議会がその支援を担うことの難しさを強調しました。彼女は、身寄りの問題が国民的な議論を必要としていると述べ、社会福祉協議会だけでなく、他のNPOも関与できるような制度設計を求めました。 山本委員は、サービス提供が中心になりがちな現状に対し、孤立を防ぐ仕組みの重要性を訴え、地域づくりの視点を取り入れることを提案しました。勝部参考人は、互助の仕組みを持つ地域の例を挙げ、個人の尊厳を保つ社会の重要性を強調しました。 医療と介護の現場のシャドーワークについて、早坂参考人は、医療ソーシャルワーカーが報酬のない業務を多く担っている現状を説明し、身寄りのない患者に対する支援の難しさを語りました。小島参考人も、通院介助の問題を指摘し、身寄りのない方への支援が必要であると述べました。 山本委員は、法改正の中で包括的な支援体制を構築する必要性を強調し、松原参考人に多機能化の必要性について意見を求めました。松原参考人は、担い手が減少する中で多様なニーズに応えるためには、職員が多機能を担うことが必要であると述べました。 最後に、山本委員は災害時の医療ソーシャルワーカーの役割について質問し、早坂参考人は、平時からの調整本部の法定化が必要であると応じました。全体として、現場の声を反映した制度設計と、地域の支援体制の強化が求められる議論が展開されました。

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