労災認定迅速化・農業労災保険適用拡大他3件
山本香苗委員は、労災認定の処理期間と支給・不支給の割合について質問を行った。岸本武史政府参考人は、支給決定には平均約20日から40日、不支給決定には約110日から120日かかると説明し、支給と不支給の割合は約98対2であると述べた。山本委員は、不支給認定が長引く理由を尋ね、岸本参考人は、認定要件を満たすかどうかの確認が必要であるため、調査に時間がかかると回答した。 山本委員は、労災認定の迅速化に向けた取り組みについても質問し、岸本参考人は、調査項目の多様性や精神障害の認定基準の見直し、事務処理の効率化を進めていると述べた。山本委員は、被災労働者が不安を感じることを指摘し、認定までの伴走支援の重要性を訴えた。上野賢一郎大臣は、生活支援制度の活用を促進し、必要な情報を提供することを約束した。 次に、農業分野における労災保険の適用拡大について山本委員が質問。岸本参考人は、農業分野でも重大な事故が多発しているため、強制適用に移行する意義を説明した。山本委員は、適用開始までの準備期間が5年である理由を尋ね、岸本参考人は、円滑な施行のために必要な期間であると答えた。 また、現物支給の報酬についても山本委員が質問し、岸本参考人は、労働者の定義は報酬の形に関わらず判断されると述べた。山本委員は、農業現場への周知が重要であると強調した。 社会復帰促進事業に関して、山本委員は審査請求の統一化による改善効果を尋ね、岸本参考人は、専門的な判断が可能になることや手続きの煩雑さが解消されることを期待していると述べた。 義肢等補装具費の基準改定について、山本委員は、原材料価格の高騰により事業者が困難な状況にあることを指摘し、速やかな基準改定を求めた。上野大臣は、実態調査に基づく検討を行うと回答した。 最後に、山本委員は、定時制高校における労働基準法の理解を促進するためのリーフレット作成を提案し、今井政府…
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