部活動地域展開・安全確保・高等教育改革

2026-05-20 / 文部科学委員会 / 山崎正恭

山崎正恭委員は、部活動の地域展開に関する課題を提起し、特に少子化が進む地域の実情を踏まえた取り組みの重要性を強調しました。彼は中学校での部活動指導の経験から、地域クラブの立ち上げに伴う問題点を指摘し、顧問の人事異動や、合同部活動の実施における顧問不在の問題を挙げました。また、平日と土日の活動の分離が難しいことや、保護者の不満をどう解消するかが現場の悩みであると述べました。 山崎委員は、地域クラブの立ち上げが進む中で、部活動を持つ教員と持たない教員の間に不公平感が生じていることを懸念し、政治的な決断による移行の明確な指針が必要だと提案しました。具体的には、香川県高松市の完全移行の取り組みを例に挙げ、地域の協力を得ることが重要であると述べました。 さらに、部活動の地域展開に伴う移動手段の問題にも言及し、奈良県平群町の地域クラブが提供する低料金の送迎バスの取り組みを評価しましたが、交通費が経済的負担となる可能性についても懸念を示しました。文部科学省に対し、移動手段の確保に関する支援策を求めました。 次に、北越高校の部活動における事故について、山崎委員は安全確保の重要性を強調し、教員がバスに同乗することをガイドラインに明記する必要性を訴えました。彼は、事故の防止には教員の同乗が効果的であるとし、具体的な対策を求めました。 最後に、ネクストハイスクール構想に関連する高等教育改革促進基金について、山崎委員は選考基準や地域連携の重要性を強調し、教育改革の実効性を高めるための具体的な取り組みを求めました。文部科学省の松本大臣は、部活動の地域展開が少子化の中で重要であることを認識し、ガイドラインの整備や必要な予算の確保を約束しました。

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