国際標準化・特許戦略・経済成長

2026-04-10 / 経済産業委員会 / 吉田宣弘

吉田宣弘委員は、日本の科学技術の国際標準化の重要性について質問を開始しました。彼は、人口減少に伴い内需による経済成長が期待できない中で、日本の技術を国際的に実装するためには国際標準化が不可欠であると強調しました。特に、日本の技術が過去30年間で世界に実装されなくなっている現状を指摘し、国際標準化の取り組みが不足していると述べました。 吉田委員は、令和八年度予算における国際標準化の取り扱いについて、経済産業省と内閣府からの回答を求めました。経済産業省の菊川政府参考人は、国際標準やJIS規格の開発提案として34億円、その他の人材育成や広報予算を合わせて約50億円を確保していると答えました。内閣府の川上政府参考人も、国際標準化に関連する予算として32.1億円を計上していると述べ、各省庁を通じた活動支援を強調しました。 次に、吉田委員は技術の特許化と市場獲得の関係について言及し、オープン・クローズ戦略の重要性を訴えました。菊川政府参考人は、オープン・クローズ戦略の定義は明確ではないが、知財管理や標準化活動を組み合わせて市場を創出する戦略であると説明しました。吉田委員は、この戦略の理解を広めるための取り組みを求めました。 赤澤国務大臣は、国際標準化が市場創出に重要であることを認識し、特定の分野(量子、水素・アンモニア、バイオ物づくり、データ連携基盤、ペロブスカイト太陽電池)において国主導の戦略的標準化を進める意向を示しました。吉田委員は、特にペロブスカイト太陽光発電の国際標準化に力を入れるよう求めました。 さらに、吉田委員は日本の経済成長に関する新機軸部会の取り組みについて触れ、潜在成長率や国際競争力ランキングの現状を確認しました。竹田政府参考人は、潜在成長率が0.4%であり、IMDランキングが35位であることを報告しました。吉田委員は、国内投資の重要性を強調し、経済産業省の取り組み…

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